博物館展示のためのデジタルアーカイブのデザイン
書誌事項
- タイトル別名
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- The Designing of the Digital Archive for Utilising Museum Materials
説明
<p>本作品は立歴史民俗博物館で2016年7月12日より開催された企画展「よみがえれ!シーボルトが見せたかった日本博物館」ためのデジタル展示コンテンツである。アニメーションを用いて視覚的・対話的に情報を提示する。はじめに資料の全体像がサムネイルで提示され、複数の資料を俯瞰する視点を提供する。閲覧者がある資料を選択すると、その資料の別の画像や、材質、作者、年代といったより詳しい情報に焦点化される。ここで基本情報のひとつを選択すると、それに関連する資料が集められる。閲覧者は複数の共通性を持つ資料を比較したり、関連性を辿って検索では見つけにくい資料に出会うことができる。さらに資料を時系列、地域別に並び替え、別の視点から資料を眺めることができる。このように資料の共通性や関係性を見る視点を提供することが表現の特徴である。展示利用を通して会場に展示できなかった資料を含む約3,000点の資料を来館者へ提示することができた。</p>
収録刊行物
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- デザイン学研究作品集
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デザイン学研究作品集 22 (1), 1_34-1_39, 2017
一般社団法人 日本デザイン学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680739368832
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- NII論文ID
- 130005791089
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- ISSN
- 21887772
- 13418475
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可