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- タイトル別名
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- Estimation of blood group-dependent hyperphosphatasemia in healthy serum by electrophoresis
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抄録
私たちは,近年,トリトンX-100を含むポリアクリルアミドゲル電気泳動法を考案し,血清小腸型ALPには高分子小腸型ALP(HIAP)とノーマル分子サイズ小腸型ALP(NIAP)の2種のアイソフォームが存在することを報告した.HIAP,及びNIAPは両者ともにBまたはO型で分泌型の血液型に依存して出現することから,これらの血液型の人のALP活性は,それ以外の血液型の人のそれに比べ,約20%高値となることも報告した.さらに,健常者で血清小腸型ALP活性が50 U/l以上となるケースを健常者高小腸型ALP血症,また,これに伴ってALP活性が350 U/l以上となるケースを血液型依存性高ALP血症と定義づけし,その出現頻度と血液型との関連性を調べた.その結果,両者はBまたはO型で分泌型の人のみに認められ,これらの血液型の人の中で,健常者高小腸型ALP血症は26.6%,血液型依存性高ALP血症は5.7%の出現頻度であった.このような血液型依存性高ALP血症は,現在利用されているアガロースゲル電気泳動法で容易に確認することが可能である.
収録刊行物
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- 電気泳動
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電気泳動 59 (1), 25-28, 2015
日本電気泳動学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680740305280
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- NII論文ID
- 130005131086
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- ISSN
- 21892636
- 21892628
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可