Vibracion Cajon 2.5 : 視覚と触覚で体感可能な打楽器
-
- 金箱 淳一
- 筑波大学大学院感性認知脳科学専攻:女子美術大学
書誌事項
- タイトル別名
-
- Vibracion Cajon 2.5 : Music-Based Experiment Attempting to Mutually Transform Various Media and Create New Possibilities
説明
本作品は、楽器を叩いた時の振動をお互いに伝え合う打楽器「Vibracion Cajon」に、LEDによる視覚表現のシステムを付加することにより、音楽を耳以外の感覚器(視覚・触覚)で楽しむものである。本研究は「共用品」の概念を楽器にも応用すべく、ユニバーサルデザインの視点で聴覚障害者にも配慮し、ハンディを持った人も含めてできるだけ多くの人々が音楽への参加を可能にする楽器の開発を目標としている。音楽の楽しみ方の一つとして、他人と一緒に演奏行為に参加している感覚「一体感」が挙げられるが、この一体感を向上させるためのアプローチとして(1)互いの発した音を直接振動として伝え合う「Vibracion Cajon」(2)音を視覚情報(光)に変換して伝え合う機能を持つ打楽器「Vibracion Cajon2.5」のデザイン、開発を行った。
収録刊行物
-
- デザイン学研究作品集
-
デザイン学研究作品集 19 (1), 10-15, 2014
一般社団法人 日本デザイン学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282680740403456
-
- NII論文ID
- 110009818808
-
- ISSN
- 21887772
- 13418475
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可