ECD : ワークショップにおけるリフレクションツール

書誌事項

タイトル別名
  • ECD : A Tool for Supporting Reflection in Workshop

説明

ECD(Event Capturing Device)は、ワークショップにおける学びの理論の解明と実践者の育成を目的に開発されたリフレクションを支援するためのツールである。ECDはiPadに実装されるソフトウェアである。実践者は、ワークショップ活動を録画記録し、その中から重要な出来事や場面をいくつか選択し観察をおこなう。ECDの特徴は、場面の解釈を固定させず、常に観察したものが新しい解釈を生み出していくことである。それによって実践者が出来事を多面的に捉える力をつけていく。リフレクションにおける観察では、いくつかのアノテーション機能によって、直接動画に記述していく。さらに「選択した場面の前後関係の変化や繋がりを捉えること」、そして「同じ場面に対する他者の解釈の違いによって理解を深めること」ができる。観察したいくつかの出来事は、グループ化によって物語として構成され、学びの意味が深められる。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680740407296
  • NII論文ID
    110009818812
  • DOI
    10.11247/adrjssd.19.1_30
  • ISSN
    21887772
    13418475
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ