猫の肥満細胞腫24例の臨床病理学的特徴と治療成績
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- 柑本 敦子
- 青葉動物病院 八仙会動物医療研究部
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- 伊東 輝夫
- 青葉動物病院 八仙会動物医療研究部
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- 内田 和幸
- 東京大学大学院農学生命科学研究科獣医病理
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- チェンバーズ ジェームズ
- 東京大学大学院農学生命科学研究科獣医病理
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- 椎 宏樹
- 八仙会動物医療研究部
書誌事項
- タイトル別名
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- Clinicopathological Features and Treatment Results of 24 Cats with Mast Cell Tumors
- ネコ ノ ヒマン サイボウ シュ 24レイ ノ リンショウ ビョウリガクテキ トクチョウ ト チリョウ セイセキ
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説明
猫の肥満細胞腫(MCT)24例の臨床的特徴と治療成績を検討した。病型は皮膚型17例、脾臓型2例、皮膚・脾臓型5例で、皮膚病巣は手術ないしグルココルチコイド(GC)で治療し、脾臓浸潤の6/7例では脾摘を実施した。皮膚型と皮膚・脾臓型の22例では、初回治療後に6例(皮膚型4、皮膚・脾臓型2)で1~3回の皮膚の遠隔再発が認められた。皮膚の31腫瘍(再発巣を含む)のうち、GC治療を行った7/8腫瘍(88%)は消失して同部での再発は認められず、手術切除した23腫瘍で切除部での再発がみられたのは1例(4%)のみであった。再発転移は全24症例の33%でみられたものの、追跡中(30~2,364日、中央値537日)に腫瘍死が確認されたのは皮膚・脾臓型の1例(4%)のみであった。以上から、猫の皮膚MCTでは手術やGC治療が局所制御に有効で予後は良好であり、脾臓MCTの猫でも脾摘後の長期生存が期待できることが示唆された。
収録刊行物
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- 日本獣医麻酔外科学雑誌
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日本獣医麻酔外科学雑誌 48 (1+2), 1-8, 2017
一般社団法人 日本獣医麻酔外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680740494848
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- NII論文ID
- 130006594878
- 220000161319
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- NII書誌ID
- AA12732023
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- ISSN
- 21896631
- 21896623
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- NDL書誌ID
- 028998775
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可