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- 唐 成
- 慶応義塾大学総合政策学部
書誌事項
- タイトル別名
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- A Study on Policy-Baces Finance in China
- チュウゴク ノ セイサク キンユウ ニ カンスル ケンキュウ
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説明
本研究の目的は、中国における政策金融と郵便貯金との関係を明らかにすることである。すなわち、(1)1994年以後、中央銀行は郵便貯金を預託させる背景には、政策銀行への資金供給源を確保するという目的である。(2)現在の政策金融制度のもとでは、郵便貯金は政策金融の重要な資金源の1つである。また、人民銀行は実際に"中間部分"としての役割を果たしている。郵便貯金は農村から資金を流出させるという郵貯批判論は必ずしも正しくない。(3)政策金融の利子構造を明らかにすることによって、中央銀行はいまだに財政への補填を行っていると言える。こうした現行の制度上の問題点を明らかにしたうえで、その改善策を提言する。
収録刊行物
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- 生活経済学研究
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生活経済学研究 18 (0), 119-133, 2003
生活経済学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680744671744
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- NII論文ID
- 110001803586
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- NII書誌ID
- AN10495701
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- ISSN
- 24241288
- 13417347
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- NDL書誌ID
- 7032053
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可