近世初期における作者・書肆・読者の位相 : 作者浅井了意・書肆河野道清を軸に(<特集>作者というメディア)

書誌事項

タイトル別名
  • The Positions of Author, Editor and Reader in the Early Edo period : A Discussion Centered on Asai Ryoi the Author, and Kono Michikiyo the Editor(<The Special Issue>The Author as Media)
  • 近世初期における作者・書肆・読者の位相--作者浅井了意・書肆河野道清を軸に
  • キンセイ ショキ ニ オケル サクシャ ショシ ドクシャ ノ イソウ サクシャ

この論文をさがす

説明

明暦江戸大火の実状は当時の読者の最も求めるものであった。書肆河野道清はそれに応えるべく、当時最大の作者浅井了意に要請し、大火の惨状を読み物として叙する『むさしあぶみ』、一変した江戸を案内する『江戸名所記』執筆を依頼。また河野道清は同時に大火後の江戸図『新板武州江戸之図』を刊行し、これらをセットとして提供しようとした。

収録刊行物

  • 日本文学

    日本文学 43 (10), 1-9, 1994

    日本文学協会

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ