追善歌会としての影供 : 後鳥羽院影供についての一考察(<特集>歌ことばの時空間)

書誌事項

タイトル別名
  • Eigu as Memorial as Memorial Waka Composition Session : A Speculation on Eigu in Memory of the Former Emperor Gotoba(<Special Issue>Time and Space of Utakotoba (the Language of Songs))
  • 追善歌会としての影供--後鳥羽院影供についての一考察
  • ツイゼン ウタカイ ト シテノ エイグ ゴトバイン エイグ ニ ツイテ ノ イ

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抄録

鎌倉時代の文永年中(一二六四〜一二七六)に、天台座主澄覚と後鳥羽院女房二条局が勧進した、後鳥羽院忌日(二月二十二日)の追善影供和歌会について考察する。後鳥羽院孫澄覚が歌人であったこと、二条局が隠岐に供奉した坊門信清女西御方であることを確認し、両者が用いた後鳥羽院画像についても検討。この後鳥羽院影供が、忌日に催された影供歌会の初例であったことの、影供史上での意義と役割を述べる。

収録刊行物

  • 日本文学

    日本文学 43 (7), 20-30, 1994

    日本文学協会

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