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- 菅野 覚明
- 東京大学
書誌事項
- タイトル別名
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- The Glory of Poetic Language : The Logic of the World Exemplified by Takasago(<Special Issue>Time and Space of Utakotoba (the Language of Songs))
- 言の葉の栄え--「高砂」的世界の論理
- コトノハ ノ サカエ タカサゴ テキ セカイ ノ ロンリ
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抄録
本居宣長は、政道と和歌を分断することによって、新しい和歌観をうちたてた。逆にさかのぼっていえば、宣長以前、特に中世においては、むしろ政道と和歌の一体性こそが歌の捉え方の基本であった。この一体性を、論理としても、実際の表現活動としても、最もよく体現した代表者として世阿弥を挙げることができる。本稿は、歌論をそのまま曲の主題とした謡曲『高砂』をとりあげ、治世と和歌の連動性の具体相を分析したものである。
収録刊行物
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- 日本文学
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日本文学 43 (7), 31-39, 1994
日本文学協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680753008896
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- NII論文ID
- 110009915718
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- NII書誌ID
- AN00197092
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- ISSN
- 24241202
- 03869903
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- NDL書誌ID
- 3575982
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可