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- 古橋 信孝
- 武蔵大学
書誌事項
- タイトル別名
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- The Formation of Banka(Song for the Dead)(<Special Issue>Ancient Literature and the Court)
- 挽歌の成立
- バンカ ノ セイリツ
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説明
万葉集の挽歌は、その始めの有間皇子の歌が刑死であることに示されているように、刑死・事故死・自殺・早死などの異常死を鎮魂するものとして成立した。しかし、記紀歌謡の死に関わる歌もすべて異常死ではある。すると、万葉においてはそれらと異なる異常死が問題となったと考えざるをえない。記紀歌謡が、ヤマトタケルの死の歌が天皇の「大御葬歌」としてうたい継がれたようなものであったのに対し、万葉の挽歌は固有の異常死への鎮魂が要求されたということだろう。そのような異常死は後の御霊と繋がるものと考えられる。それは、宮廷の成立にともなう新たな生活の始まりと対応すると思われる。
収録刊行物
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- 日本文学
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日本文学 41 (5), 1-9, 1992
日本文学協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680753134720
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- NII論文ID
- 110009920541
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- NII書誌ID
- AN00197092
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- ISSN
- 24241202
- 03869903
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- NDL書誌ID
- 3452968
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可