-
- 飯田 勇
- 東京都立大学
書誌事項
- タイトル別名
-
- The Signincance of "Uta Poems" in Kojiki : Memorundums Concerning "Uta Poems"
- コジキ ニ トッテ ウタ トハ ナンデ アッタ カ ウタ ニ カンスル オボエ
この論文をさがす
説明
『古事記』が<うた>を記載していることには、<うた>を通して国々を支配していた過去の記憶が横たわっている。また、<うた>は、『古事記』の伝承の真実性を保障する重要な役目を果たしていたのである。一方、<うた>自身の問題としては、<うた>は、<物語>と結びつくことにょって、祭式の場を離れて存在しうる根拠を得たのである。そして、それによって、<うた>は、呪的なものから心を表現するものへと変化した。
収録刊行物
-
- 日本文学
-
日本文学 37 (11), 1-12, 1988
日本文学協会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282680753385344
-
- NII論文ID
- 110009924045
-
- NII書誌ID
- AN00197092
-
- ISSN
- 24241202
- 03869903
-
- NDL書誌ID
- 2910579
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可