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- 小嶋 菜温子
- 恵泉女学園大学
書誌事項
- タイトル別名
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- The Royal Right and Dokyoism Found in Taketori Monogatari : From the History of Elixir of Life(<Feature Articles>Fiction and Antagonists in Ancient Literature)
- 「竹取物語」にみる皇権と道教--不死の薬の歴史から
- タケトリ モノガタリ ニ ミル コウケン ト ドウキョウ フシ ノ クスリ ノ
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抄録
かぐや姫がのこした形見の不死の薬を焼く煙には、人間の苦悩だけでなく、帝が体現する共同体の意思も喩的にこめられている。天界にむけての地上の権威を律令皇権にまとめあげ、ふたつの世界をつなぐよすがを喪失するという結末。それは神仙思想の風潮のもと不老不死の幻想になじんでいった、時代の動向とは異質であった。物語はみずからを、歴史をはじめとするさまざまな他者と区別しつつ、固有の虚構性をきずきあげようとしたのである。
収録刊行物
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- 日本文学
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日本文学 37 (4), 20-33, 1988
日本文学協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680753427328
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- NII論文ID
- 110009924004
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- NII書誌ID
- AN00197092
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- ISSN
- 24241202
- 03869903
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- NDL書誌ID
- 2884718
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可