<作家>森しげ女論 : 小説「あだ花」の読みをつうじて

書誌事項

タイトル別名
  • On Shigejo Mori, Author : Through the Reading of the Novel, Adabana
  • サッカ モリ シゲジョロン ショウセツ アダバナ ノ ヨミ オ ツウジテ
公開日
1992
DOI
  • 10.20620/nihonbungaku.41.2_1
公開者
日本文学協会

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説明

鴎外の妻として知られるしげ女の再評価に向けての試みである。代表作「あだ花」の主人公は嫉妬の感情を全く欠いている。その性格設定の特異さは、彼女の結婚に関わるさまざまな立場の人々の女性観や結婚観を浮き彫りにしているが、さらに彼女の感性をかなめとして新旧の意識を描きだすこの作品の方法には、一見対立的なそれらが、無意識下では共通の固定観念に支配されたものではないかという発想を読者に促す力を認めうるのである。

収録刊行物

  • 日本文学

    日本文学 41 (2), 1-11, 1992

    日本文学協会

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