「おにたのぼうし」(あまんきみこ)再読 : <新しい作品論>・<新しい教材論>との対話を求めて(<特集>これからの文学教育の地平)

書誌事項

タイトル別名
  • Interacting with the New Way of Reading and Teaching : Re-reading Kimiko Aman's Onita-no-boshi(<Special Issue>The Perspective of Teaching Literature)
  • 「おにたのぼうし」(あまんきみこ)再読--<新しい作品論>・<新しい教材論>との対話を求めて
  • オ ニ タ ノ ボウ シ アマンキミコ サイドク アタラシイ サクヒンロン アタラシイ キョウザイロン ト ノ タイワ オ モトメテ

この論文をさがす

説明

本稿は、文化審議会国語分科会答申(平成十五年一月二九日付け)の文学教育復権が、「読むこと」をより深く国民共同体に組み込むことを打ち出している問題を踏まえ、それを超えていく可能性を求めて、田中実・須貝千里両氏の<新しい作品論>・<新しい教材論>との対話を試みたものである。具体的には、田中実「メタプロットを探る『読み方・読まれ方』-『おにたのぼうし』を『ごんぎつね』と対照しながら-」(『文学の力×教材の力』小学校編3年、教育出版、二〇〇一年)および鎌田均「『読み』のベクトル-『おにたのぼうし』の場合-」(『日本文学』第52巻3号、二〇〇三年)の検討を踏まえ、「おにたのぼうし」(あまんきみこ)再読を通して行った。

収録刊行物

  • 日本文学

    日本文学 53 (8), 20-29, 2004

    日本文学協会

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ