「有喜世新聞」の明治十五年 : 伊東橋塘伝の一齣として(<特集><連載>の場と力学)

書誌事項

タイトル別名
  • The Ukiyo Shinbun Newspaper in the Year of 1882 : An Episode in the Life of Kyoto Ito(<Special Issue>The Space and Dynamics of Serials)
  • 「有喜世新聞」の明治15年--伊東橋塘伝の一齣として
  • ウキヨ シンブン ノ メイジ 15ネン イトウ キョウトウ デン ノ ヒトコマ ト シテ

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説明

仮名垣魯文の弟子であった伊東橋塘は現在忘れられた戯作者であるが、明治十年代の中期は、その「毒筆」で知られた作家であった。彼は珍しく「小新聞」で、社会批判の記事を書いた作家でもある。本論文では、明治十五年という新刑法が施行された年に焦点をあわせて「有喜世新聞」での彼の活動を具体的に追い、当時の言論統制の状況を再現する。

収録刊行物

  • 日本文学

    日本文学 53 (11), 11-22, 2004

    日本文学協会

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