『舞姫』から『ダディ』へ/『ダディ』から『舞姫』へ(<特集>日本文学協会第五三回大会報告(第二日目))

書誌事項

タイトル別名
  • From Maihime to Daddy / From Daddy to Maihime(<Special Issue>The 53rd JLA Convention (2nd Day))
  • 『舞姫』から『ダディ』へ/『ダディ』から『舞姫』へ〔含 質疑応答〕
  • マイヒメ カラ ダディ エ ダディ カラ マイヒメ エ フクム シツギオウトウ

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説明

「文学は教えられるのか」-まさかイエスかノーの答を出すのが主眼ではあるまい。むしろ、<文学>の何を、どう教えてきたかを反省的に捉えてみるというのが眼目であろう。本稿では、同じような物語構造(?)を持っている森鴎外の『舞姫』と郷ひろみの評判のエッセイ『ダディ』をとりあげながら<文学>を教授することがもつ問題点を考えてみる。よって、教材研究でもなければ、作品研究でもない。大会テーマに沿う形で、<文学>を取り巻いている問題の一端を提起できれば幸いである。

収録刊行物

  • 日本文学

    日本文学 48 (4), 27-41, 1999

    日本文学協会

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