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- 小峯 和明
- 立教大学
書誌事項
- タイトル別名
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- The Bibliographical Universe of “Sessou” Manuals
- 「 セツソウ 」 カラ ミル ショモツ ノ ウチュウ
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抄録
<p>前近代の写本時代の書物とリテラシーを考えるために、最も基底をなしたと思われる〈法会文芸〉の基幹資料である小型冊子の「説草」を中心に検討した。「説草」の文体ともいえる「片仮名小書き体」の意義や聞書の役割にふれ、語りと文字筆録の拮抗する表現指向を取り出し、その延長に『今昔物語集』の形成を跡づけ、訳経の現場との関連性にも言及、さらに書物として忘れられた巻子の絵巻の意義を強調、『天狗草紙』を例に絵巻と「説草」の連関もとらえ、最後に東アジアの漢文文化圏における「説草」の存在にも説き及び、近代的な書物観を「書き物」としての書物に変換する方途を提起した。</p>
収録刊行物
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- 日本文学
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日本文学 62 (4), 2-9, 2013
日本文学協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680757407232
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- NII論文ID
- 130006707552
- 40019625720
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- NII書誌ID
- AN00197092
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- ISSN
- 24241202
- 03869903
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- NDL書誌ID
- 024389509
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可