教員に期待される資質・能力に関する現代的再検討

書誌事項

タイトル別名
  • A Modern Re-evaluation of the Qualities and Skills Expected of Faculty
  • 教員に期待される資質・能力に関する現代的再検討--日本の教員養成制度史、牧口常三郎の教師論、教職志望者の意識に着目して
  • キョウイン ニ キタイ サレル シシツ ノウリョク ニ カンスル ゲンダイテキ サイケントウ ニホン ノ キョウイン ヨウセイ セイドシ マキグチ ツネサブロウ ノ キョウシロン キョウショク シボウシャ ノ イシキ ニ チャクモク シテ
  • ―日本の教員養成制度史, 牧口常三郎の教師論, 教職志望者の意識に着目して―
  • : Examination of the History of Japan's Faculty Training System, the Teacher Theory of Tsunesaburo Makiguchi, and the Awareness of People who want to become Teachers

この論文をさがす

抄録

 本稿は、教員に期待される資質・能力について、(1)日本の教員養成制度史、(2)牧口常三郎の教師論、 (3)教職志望者対象の意識調査をふまえて検討した。その結果、(1)教員養成制度の変遷に伴い、教員に期待される資質・能力も変化していること、(2)牧口常三郎は、教員に期待される資質・能力として「教育の技術」が最も重要と考えていたこと、(3)教職志望者は、教員に期待される資質・能力として、コミュニケーション能力・学習指導力・カウンセリング能力・人柄が重要と考えていることが分かった。これらの結果をふまえて、今後の大学における教員養成の課題について考察した。

収録刊行物

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ