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- 朱 京偉
- 北京外国語大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Diachronic Change in Sino-Japanese Word Formation : Focus on Four-Character Words(<Special Issue>Current Topics and Prospects in the Study of Modern Japanese)
- 四字漢語の語構成パターンの変遷
- ヨンジ カンゴ ノ ゴ コウセイ パターン ノ ヘンセン
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抄録
現代日本語では,漢語の造語力が低下し,外来語の増加に及ばないなどとよく指摘される。しかし,これは,二字漢語に限って言えることであり,既成漢語の複合によって造られる三字漢語と四字漢語は,むしろいまでもその造語力が生かされているように思われる。三字漢語と四字漢語は日常的によく使われているものの,その中の一部しか辞典類に登録されないためもあって,二字漢語に比べ,研究者の間で注目されることが少ない。このような現状に鑑み,小論では,四字漢語の語構成パターンに焦点を当て,蘭学期・明治期・現代という3期の資料を通して,通時的にどのような変化が見られるかを探ってみた。
収録刊行物
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- 日本語の研究
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日本語の研究 11 (2), 50-67, 2015
日本語学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680764478336
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- NII論文ID
- 110009988716
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- NII書誌ID
- AA11998386
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- ISSN
- 21895732
- 13495119
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- NDL書誌ID
- 026295548
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可