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- 古屋 恵太
- 東京学芸大学
書誌事項
- タイトル別名
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- What Does "the Reformist Left" Mean in the Post-Cold War Pedagogy in Japan? : The Question which Arises by Referring to Some Conservative Thoughts
- コメント論文 冷戦後教育学において「改良主義左翼」とは何を意味するのか? : 保守思想を参照することによる問いかけ
- コメント ロンブン レイセンゴ キョウイクガク ニ オイテ 「 カイリョウ シュギ サヨク 」 トワ ナニ オ イミ スル ノ カ? : ホシュ シソウ オ サンショウ スル コトニ ヨル トイカケ
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説明
本稿は、森田氏のフォーラム発表の基点に対して問いかけを行うことを目的とする。それは、反スターリニズム左翼と歴史的に呼ばれ、それ以前の氏の研究でも、ローティに従って「改良主義左翼」と呼ばれている立場である。保守思想を再評価する近年の動向を参照すると、戦後教育学批判、近代教育思想批判後の冷戦後教育学において左翼思想はいかにありうるのかを議論する必要性が浮き彫りとなる。森田氏の基点を問う試みは、こうした教育学全体の課題へとつながるものとして位置づけられる。本稿では、左派に位置づくデューイと右派に位置づくマイケル・ポランニー、ハイエクという通説の揺らぎを論じることでその課題の明確化を図った。
収録刊行物
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- 近代教育フォーラム
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近代教育フォーラム 22 (0), 111-120, 2013
教育思想史学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680765236992
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- NII論文ID
- 110009913974
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- NII書誌ID
- AN10576381
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- ISSN
- 24238570
- 09196560
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- NDL書誌ID
- 024902454
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可