探査機高緯度軌道からの木星オーロラ・プラズマ撮像サイエンス(特集「将来木星圏・土星圏探査計画へのサイエンス:その2」)

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タイトル別名
  • Jupiter aurora and plasma imaging science from high latitude orbiter (Special issue: Sciences toward future explorations for the Jovian and Saturnian systems)
  • 探査機高緯度軌道からの木星オーロラ・プラズマ撮像サイエンス
  • タンサキ コウイド キドウ カラ ノ モクセイ オーロラ ・ プラズマ サツゾウ サイエンス

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抄録

自転エネルギーを源に磁気圏プラズマを共回転し,高エネルギー粒子を生成し,多彩な衛星を内包する木星電磁圏環境を解明するため,木星探査ワーキンググループは木星探査機による高緯度からのプラズマ撮像観測を提案する.撮像対象の一つであるオーロラ紫外・赤外発光は,磁気圏・電離圏結合過程における角運動量・エネルギー輸送や加速過程および衛星-惑星相互作用を極域に映し,自転駆動型の木星電磁圏の探査において重要な役割を果たす. X線・イオトーラス・高エネルギー中性粒子の撮像を同時に行うことで,木星探査機によって磁気ディスク(イオトーラス)から放射線帯(高エネルギー粒子・X線)までのダイナミックな連携の様相をとらえることを検討中である.

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参考文献 (24)*注記

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