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- 今井 康雄
- 東京大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Experience, Representation and Virtuality in the Educational Theory
- 〔近代教育思想史研究会〕会長就任論文 教育学における経験・表象・仮想性
- キンダイ キョウイク シソウシ ケンキュウカイ カイチョウ シュウニン ロンブン キョウイクガク ニ オケル ケイケン ヒョウショウ カソウセイ
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説明
近代教育学の基本構造である世界の表象は、すでに世界との関係の一種の仮想化を含意しているが、この仮想化は「経験」によって克服可能と考えられていた。W・ベンヤミンは経験のこうした力に根本的に疑問符をつけた。彼はそれに対する積極的な対案をメディアの中での気散じに求めた。気散じにおいては,ショックを与えるような疎遠なものが外部から意識の中に進入してくるからである。現在の仮想性の状況に対する対応物として、言語の不透明性という現象が目に付くが、この現象は真正性、客観性、社会性の分裂をもたらすことになる。こうした状況においては、表象の限界を打ち破るような力は、ベンヤミンが考えたような外部からではなく、この三つの次元の衝突に求められるべきなのである。
収録刊行物
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- 近代教育フォーラム
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近代教育フォーラム 10 (0), 1-17, 2001
教育思想史学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680766250752
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- NII論文ID
- 110009938145
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- NII書誌ID
- AN10576381
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- ISSN
- 24238570
- 09196560
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- NDL書誌ID
- 6023606
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可