13ア−26−口−14 重度・重複障害児を対象としたスポーツ・レクリエーション活動に係るボランティア団体の実践報告

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書誌事項

タイトル別名
  • 重度・重複障害児スポ・レク活動教室「はなまるキッズ」(広島市)の活動について

抄録

<p> 身体及び知的にも障害の重い子供(以下子供)を対象としたスポーツ・レクリエーション活動実施と支援者育成を目的に、ボランティア団体「はなまるキッズ」を2007年4月に設立した。設立の理由は、子供を対象としたスポーツ・レクリエーション活動の取組実績と支援者が少ないこと、通える場が学校や病院以外に無い等といったことから、子供が楽しめる場所づくりと参加可能なスポーツ・レクリエーション活動教室の定着に向けて活動を継続してきた。登録者数は広島市内の特別支援学校や療育園等に在籍・在園する5~17歳の子供が約30名、ボランティアは特別支援学校教師を中心に、医療、福祉職等が約50名である。毎月1回実施している教室では、子供が身体を起こしてあぐら座位等を保持することだけでも運動・スポーツを行っていると考え、車椅子等から降りてダイナミックに運動し、多様な姿勢で主体的に活動できるよう障害種類や状態に応じてルールや用具、支援方法等を独自に工夫・考案した活動を実施している。そのため支援者が子供を直接抱きかかえたり、一緒に手足を動かしたり、座位姿勢を保持したりすることから、医療面及び安全面に配慮可能な支援者育成に努めている。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680780962176
  • NII論文ID
    130005245606
  • DOI
    10.20693/jspehss.67.338_2
  • ISSN
    24241946
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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