03心−24−ポ−52 女子大学生の運動イメージ想起能力について
抄録
<p> 運動イメージを想起する際、自分自身がその運動を行っている内的視点イメージ(一人称イメージ)と、自分自身がその運動を行っているのを第三者的に見ているような外的視点イメージ(三人称イメージ)が存在し、これらのイメージの効果は運動学習の重要な鍵となることが知られている。本研究では、運動部に所属する健康な女子大学生56名(バスケットボール部26名、ソフトボール部30名、18~21歳)を対象に、運動イメージ質問紙JMIQ-R(Movement ImageryQuestionnaire-Revised日本語版;長谷川、2002)を用いて、イメージ想起の際の体験イメージ(すなわち内的視点イメージ)と観察イメージ(すなわち外的視点イメージ)のタイプを調査した。総合得点はバスケットボール部(49.13 ± 7.21点)とソフトボール部(48.08 ± 5.42点)で所属部間に差は見られなかったが、さらに、モーズレイ性格検査(MPI)による個人の性格特性やこれまでの運動経験等から、運動イメージ想起能力としてのイメージの視点について特徴を分析した。</p>
収録刊行物
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- 日本体育学会大会予稿集
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日本体育学会大会予稿集 67 (0), 134_3-134_3, 2016
一般社団法人 日本体育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680781587712
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- NII論文ID
- 130005244974
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- ISSN
- 24241946
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可