05バ−25−ポ−20 競泳キックスタートにおける力の測定
書誌事項
- タイトル別名
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- 手部、足部分離型力量計による測定
説明
<p> 競泳のスタートにおいて左右の手部および足部がそれぞれスタート台に加える力を測定した研究は行われていない。よって、本研究の目的は左右の手部および足部がそれぞれスタート台に加える力を独立して測定する装置を作成し、力を測定することを目的とした。大学競泳選手1名を対象として、スタート台上からのキックスタートを行わせた。傾斜10度の特注スタート台上の前後に防水小型フォースプレート(TF-2050-W、テック技販製)およびスタート台前面の左右に防水3軸力覚センサ(TLB05-500N、テック技販製)を設置し、スタート台上動作時の力を500Hzで測定した。得られた力データ(スタート方向の前後成分)を時間積分し、身体質量で除すことで力量計の速度変化量を算出した。この速度変化量を水平速度とした。結果、力データより計算された被験者1名の跳び出し水平速度は4.29m/sであり、四肢それぞれから得られた水平速度は右手0.11 m/s(2.5%)、左手0.19m/s(4.3%)、前脚1.48m/s(34.6% )および後脚2.51m/s(58.6% )であった。結果、後脚の発揮する力が跳び出し水平速度に大きく貢献していること、また手部における力発揮に左右差がある可能性が示唆された。</p>
収録刊行物
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- 日本体育学会大会予稿集
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日本体育学会大会予稿集 67 (0), 181_3-181_3, 2016
一般社団法人 日本体育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680781797888
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- NII論文ID
- 130005245133
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- ISSN
- 24241946
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可