06経−26−口−26 地域スポーツクラブにおける保護者の運営参加過程に関する研究

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タイトル別名
  • わが子卒団後の参加継続に着目して

抄録

<p> 高齢・過疎化が進む中、運動・スポーツを支える人材を確保していくことは喫緊の課題である。しかし、運動・スポーツを支える生活者の情況は、価値観や生活スタイルの多様化、地域にて求められる様々な役割を重複して担っているなど複雑化している。地域スポーツクラブに着目すると、プレイヤーとしては競技未経験であるものの、わが子のクラブ加入を契機にかかわりをもつ者は少なくない。このような保護者がもつ促進条件について理解していくことは、地域スポーツにおける人材資源のマネジメントにかかわる研究課題である。そこで本研究では、保護者として地域スポーツクラブとのかかわりを持ったのちにスポーツ指導者へと変容した4名を研究対象とする。地域スポーツクラブとかかわり始めた期間からわが子卒団後もクラブとかかわっていた期間に生じた促進・抵抗条件について半構造化インタビュー調査を行った。その結果、自身の立場を保護者やクラブスタッフ、地域住民といった様々な立場を意識しながら、地域スポーツクラブとのかかわりを継続している様相が明らかになった。サービスを受け取る側が供給する側にジャンプアップするための知見が得られたと考える。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680782142592
  • NII論文ID
    130005245159
  • DOI
    10.20693/jspehss.67.198_2
  • ISSN
    24241946
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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