06経−25−ポ−04 宮城県ヤングクラブバレーボール連盟における活動実態把握調査研究

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タイトル別名
  • クラブスタッフを対象として

抄録

<p> 教員の運動部活動非専門化や、少子化に伴う運動部活動休部・廃部等を主たる要因として、近年、中・高バレーボール部活動の衰退が顕著であるが、その対策の一つとして平成10年に全国ヤングバレーボール連盟(以下、クラブ連盟)が組織された。本調査は、宮城県クラブ連盟所属クラブのスタッフへ質問紙調査を行い、クラブの活動・運営・悩み等の実態を明らかにすることを目的とした。調査対象クラブは宮城クラブ連盟に所属する9クラブ、調査対象スタッフは13名であった。その結果①活動施設の不自由性と施設使用料に関しての悩みが最も多かった、②スタッフが考えるスタッフ・会員・保護者3群の第一目標は、「スタッフ・会員がバレーボールの楽しさの獲得、保護者が人間形成」であった、③将来的なクラブの活動継続に不安を抱えているスタッフが4割近く存在している、等の知見を得た。今後のクラブの方向性を①団体性質によって学校施設・自治体施設使用をすみ分ける、②クラブ理念等をスタッフ・会員・保護者各3群で共有する努力、③学校教育とクラブの協力体制整備の模索、等を中心に検討していく必要があると考えた。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680782165760
  • NII論文ID
    130005245198
  • DOI
    10.20693/jspehss.67.200_1
  • ISSN
    24241946
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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