09方−26−口−23 京都地方のわらべうたから身体運動表現

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • 「おかごにのりては」を手がかりに

抄録

<p> テレビ等でアイドルがカッコよく踊っているのをよく見かける。子どもたちは、それをまねて踊るのは好きだが、自分たちでテーマを決め、動きを考えることは、苦手意識がある。ダンスも真似て踊ることはできるが、独創的な動きを生み出せないのである。そこで、子どもたちに楽しく創作ダンスに取り込めるように、京都地方のわらべうた「おかごにのりては」を手がかりに研究を進めた。このわらべうたは3人組であそぶ。2人がかごかきで、もう1人が乗る人になる。①2人のかごかきが自由な動きで空間を移動してお客さんをさがす。②お客は遠くに座っている。かごを見つけて呼ぶ③かごかきは、お客を迎えに行き乗せて空間を移動する。3人は役割を交代して遊ぶ。このようにかごかきになって空間を移動したり、お客を迎えに行く動き等は、創作ダンスに必要な動きの変化・発展や空間構成を習得するのに大変効果がある。授業時に、創作ダンスが不得意な学生も導入にこの遊びをとりいれた結果、グループ活動において積極的で楽しい活動が見られ効果が実証された。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680782339712
  • NII論文ID
    130005245343
  • DOI
    10.20693/jspehss.67.249_2
  • ISSN
    24241946
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ