03心−09−ポ−19(37) バウムテストを用いた高校生アスリートの心理的特徴の検討

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タイトル別名
  • 競技レベルと性差の比較

抄録

<p> 本研究の目的は、高校生アスリートにバウムテストを施行し、競技レベルおよび性差から心理的特徴を検討することであった。対象となる高校生は、世界大会に出場経験のあるトップアスリート20名(男性10名、女性10名)および体育系運動部に所属する県大会出場レベルの一般アスリート20名(男性10名、女性10名)の計40名であった。対象者には、個別法によるバウムテストの施行および競技歴の聴取を行った。描かれた木は、根、地面線、幹下縁立(幹を用紙の下端に添わせること)、上縁はみ出し(バウムが用紙の上端からのはみ出し)、宙に浮いた木(地面線などがなく、宙に浮いたように見える木)などの指標を用い、Fisherの正確確率検定によって分析・検討した。その結果、トップアスリートにおける上縁はみ出しは女性よりも男性に多く(p=0.0325)、宙に浮いた木は男性よりも女性に多く見られる傾向にあった(p=0.0573)。また、男性の上縁はみ出しにおいて競技レベル間の相違が見られ、トップアスリートに上縁はみ出しが多く見られた(p=0.0325)。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680790646656
  • NII論文ID
    130006351692
  • DOI
    10.20693/jspehss.68.100_2
  • ISSN
    24241946
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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