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- 渡辺 新治
- 大正大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Background of the Idea on the "Sokushinjo-butugi" (即身成仏義)
- ソクシンジョウブツギ ノ ハイケイ
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説明
ここでは、即身成仏がどのようにして説かれたのかを、見ていこうということである。当然のことながら、『弁顕密二教論』(以下に『二教論』)に弘法大師空海が、真言宗の特徴として、一、能説の仏身 二、所説の教法 三、成仏の遅速 四、教益の勝劣があげられるが、これらは、法身説法と即身成仏の二点に集約することができ、また、法身説法と即身成仏はかけ離れたものではない。即身成仏を述べる時、法身説法の考えが重要であり、また逆に法身説法を語る時に、即身成仏の考えが基盤となっている。そこで、ここでは即身成仏の考えのできあがった背景の一端を見ていくことにする。
収録刊行物
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- 智山学報
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智山学報 48 (0), 77-90, 1999
智山勧学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680791506176
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- NII論文ID
- 110009809941
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- NII書誌ID
- AN00141713
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- ISSN
- 2424130X
- 02865661
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- NDL書誌ID
- 4684054
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可