A study on parihana-dharma arhan

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  • 退法阿羅漢考
  • タイホウ アラカン コウ

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倶舎論賢聖品に所出の喬底迦比丘の阿羅漢果よりの退失をめぐる「退法阿羅漢」伝説を中心として、その伝説の淵源を探り、更に、聖果よりの退転・不退転の如何を部派仏教の各派がどの様に考えていたかを探求する。特に喬底迦の残した長老偈中の偈頌を考察し、その「雨中庵住」の境地の評価が阿羅漢果退転論に大きな位置を占める事を明らかにする事を企図する。

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