A Study of Poem No.202 of Ryojin Hisho

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Other Title
  • 『梁塵秘抄』牛頭栴檀香の今様(二〇二)
  • 『梁塵秘抄』牛頭栴檀香の今様(202)
  • リョウジン ヒショウ ゴズ センダン コウ ノ イマヨウ 202

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Abstract

『梁塵秘抄』雑法文歌、二〇二番の一首は、「牛頭栴檀」の効用について、「生死(原・精進)の罪さうとけぬべし」という。この典拠を塗香の効用という方面から『大毘廬遮那成仏経疏』に求めた。また、「精進の罪さう」の語句について、「生身の罪障」説、「生死の罪障」説の二つがあるが、これも『大毘廬遮那成仏経疏』、『行法肝葉鈔』などの語句を検し、「生死」説が適当であることを述べた。

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