ホスピタルアートの実践と評価

書誌事項

タイトル別名
  • Hospital Art and its Practice and Evaluation
  • ホスピタルアートの実践と評価 : 作品『FOUR SEASONS TREE』を通して
  • ホスピタルアート ノ ジッセン ト ヒョウカ : サクヒン 『 FOUR SEASONS TREE 』 オ トオシテ
  • ―作品『FOUR SEASONS TREE』を通して―
  • —Based on Art Work “FOUR SEASONS TREE”

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説明

<p>ホスピタルアートに関わる研究は,近年,様々なアプローチで取り組まれるようになってきた。現状ではまだそれが一般的になっているとは言いがたいが,先進的な病院における実践例も報告されている。これはアートによる癒しの効果が,より注目されるようになってきたことに他ならない。その背景には時代が進むにつれて,機能や効率だけではない医療のあり方が問われるようになってきたことがあり,超高齢化社会が進む現代日本にとっても喫緊の課題の一つである。この状況の中で,本論は筆者自身が制作者として取り組んだホスピタルアートの実践(屋外での立体作品制作)に対して,医師・薬剤師・看護師・事務職員・業者・患者等に依頼したアンケート調査の結果に基づき,作品の制作過程や意図と,その受容を検証し,そこから明らかになる成果と課題をもとに,病院におけるアートのあり方について,一つの考察を試みるものである。</p>

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