ゼニタナゴ<i>Acheilognathus typus</i> と移入種であるタイリクバラタナゴ<i>Rhodeus ocellatus</i> の二枚貝からの浮上時期

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タイトル別名
  • The emergence period of larvae from the adult mussel in the native species of bitterling <i>Acheilognathus typus</i> and an invasive bitterling <i>Rodeus ocellatus</i>.

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説明

<p>絶滅が危惧されるゼニタナゴと移入種であるタイリクバラタナゴの仔魚の浮上時期を，両種が同所的に生息する場所で調査した．浮上直後のゼニタナゴ仔魚の出現数は，浮上時期の初期の5 月下旬の水温約18.6℃の時期にピークを示し，その後減少した．浮上直後のタイリクバラタナゴ仔魚の出現数は，6 月初旬から序々に増加し，6 月下旬から7 月中旬まで高値を示した後減少し，10 月下旬まで低値を示した．ゼニタナゴ仔魚の浮上は，タイリクバラタナゴ仔魚の浮上よりも早期に生じた．ゼニタナゴ仔魚の出現が浮上開始後1 ヶ月間以内に集中したことから，ゼニタナゴの保全に取り組む生息地で本種の生息状況を把握するには，ゼニタナゴの浮上開始後2-3 週間以内に仔魚の調査を実施することが適切だと考えられる．</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680800462720
  • NII論文ID
    130006199849
  • DOI
    10.20745/izu.1.0_11
  • ISSN
    24242101
    18819559
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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