霞ヶ浦で確認された外来魚ダントウボウ(コイ目コイ科)の採集記録
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- 萩原 富司
- 一般財団法人 地球・人間環境フォーラム
書誌事項
- タイトル別名
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- Records of the non-indigenous Wuchang bream <i>Megalobrama amblycephala</i> (Cyprinidae) in Lake Kasumigaura, Ibaraki Prefecture, Japan
説明
<p>霞ヶ浦の江戸崎入り奥部において2009~2017 年の期間に中国原産のコイ科魚類ダントウボウMegalobrama amblycephala が7個体採集された.このうち2016~2017年の短期間に採集された4個体の体長からは2年連続して再生産されており,本種はすでに霞ヶ浦で再生産しているであろう.関東地域において霞ヶ浦は高い生物多様性を有し,多くの希少種の生息地である.このため本種の定着と増殖により在来生態系に予知できない影響が及ぶ恐れもあり,増殖と他水域への拡散を防止するための漁業者や釣り人への周知と早期防除が望まれる.</p>
収録刊行物
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- 伊豆沼・内沼研究報告
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伊豆沼・内沼研究報告 11 (0), 75-81, 2017
公益財団法人 宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680800525696
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- NII論文ID
- 130006199921
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- ISSN
- 24242101
- 18819559
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可