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- 金馬 国晴
- 横浜国立大学
書誌事項
- タイトル別名
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- The Problems and Possibilities of the Core Curriculum as "Form" in the Early Postwar Period : Revision process of "the Akashi plan"
- センゴ ショキ コア カリキュラム ノ ケイタイ ト シテノ モンダイ ト カノウセイ アカシ プラン ノ カイテイ カテイ オ テガカリ ニ
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抄録
本稿では,コア・カリキュラムという「形態」のうちに,カリキュラムの「固定化」を回避する可能性をもちえたいくつかの条件を見出した。対象を,コア・カリキュラムの典型,「明石プラン」にしぼってみると,以下の4つの条件が挙げられる。すなわち,(1)カリキュラム「全体」を貫く目的として,理想的人間像を設定したこと。(2)児童の「連続的」発展を見通して,カリキュラムの系列(シーケンス)を立てたこと。(3)カリキュラムの中心に据えた生活活動に,様々な要素を「接合」したものが,内容として構成されたこと。(4)実際に行った実践を踏まえて,カリキュラムを「連続的」に改訂し続けたこと。以上のような条件が,単元の内外でいかに実現していったかについて,「明石プラン」の研究紀要リスト,および単元の一覧表の作成を通じて検証してみた。また,二つの単元に関する「教育細案」(詳しく記載した教育計画)をとりあげ,改訂された点を具体的に明らかにした。最終的には,理想的人間像を個々の子どもに求めたために,コア・カリキュラムの「全体」としての「形態」をあらかじめ計画することが困難となったといえる。
収録刊行物
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- 教育方法学研究
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教育方法学研究 32 (0), 37-48, 2007
日本教育方法学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680801624320
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- NII論文ID
- 110007723032
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- NII書誌ID
- AN00058176
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- ISSN
- 2189907X
- 03859746
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- NDL書誌ID
- 8881523
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可