-
- 岡山 恵美子
- メルボルン大学アジア研究所
書誌事項
- タイトル別名
-
- 文字と空間感覚 : ビジュアル文化との関係から
- モジ ト クウカン カンカク : ビジュアル ブンカ ト ノ カンケイ カラ
この論文をさがす
抄録
文字は本来空間的存在である。日本語の文字は,象形文字・会意文字を含む複数の文字体系を有し,面を基本とした構成を持ち,縦横に書ける,とりわけグラフィック性が強い文字である。そのため,日本では,文字と絵が同じ空間にあっても違和感を感じない。文字のグラフィックな表現は「デザイン理念」と言い換えてもいいかもしれない。Eメディアによって未曾有の文字と絵の混交が,大衆レベルで可能になり,リテラシーそのものの概念の見直しが迫られている今日,文字と絵の親密度の意味するものとその応用範囲は計り知れない。本発表では,日本の文字とアルファベット文字のデザイン面に注目しつつ,ビジュアル・リテラシーについての私見を述べる。
収録刊行物
-
- JSL漢字学習研究会誌
-
JSL漢字学習研究会誌 4 (0), 54-58, 2012
JSL漢字学習研究会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282680811260928
-
- NII論文ID
- 110009767891
-
- NII書誌ID
- AA12630475
-
- ISSN
- 24321974
- 18837964
-
- NDL書誌ID
- 023653758
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可