双方向的マルチモーダル技術を介在した遠隔教育の授業 : 大学教育の視点から

書誌事項

タイトル別名
  • Interactive multimodal technology-mediated distance education courses : The academic's perspective

この論文をさがす

抄録

教育工学の進歩とグローバルな情報の供給源としてのインターネットの出現は,教育者に豊富な資源を利用することを促し,伝統的な対面教育や遠隔教育に変化をもたらし,豊富な技術が介在するeラーニング環境を実現した。さらに,マルチメディアの利用が容易になり,教育者に,柔軟性があり魅力的で双方向的な学習資源を開発する機会を提供した。本研究は,双方向的マルチモーダル技術を介在した遠隔教育の授業を開発するために,オーストラリアの大学において,教育工学の採用と統合に影響を与える要因を明らかにすることを目的とする。こうした遠隔教育の授業は,大学内での学習経験と学習成果を反映する,より包括的なカリキュラムを提供する目的を持ちつつ,様々な学習スタイルや方法の選択を提供するために,マルチモーダルな学習目的と学習内容の多様な提示形式を含んでいる。こうした遠隔教育の授業を大学が開発するときに影響を及ぼす要因は,実用的,日和見主義的,かつ,個人的な動機と関心であった。そして,これらの要因に基づく示唆,および提言が,遠隔教育の提供者とマーケディング教育者に対して示された。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ