地域の自然を学びの場とする映像表現活動の有効性に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • A Fundamental Study on the Effectiveness of Learners' Activities through Video Production Regarding Natural Resources Surrounding Them
  • 実践研究 地域の自然を学びの場とする映像表現活動の有効性に関する研究
  • ジッセン ケンキュウ チイキ ノ シゼン オ マナビ ノ バ ト スル エイゾウ ヒョウゲン カツドウ ノ ユウコウセイ ニ カンスル ケンキュウ

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抄録

本研究は,大田区立矢口小学校総合的学習の取り組み(平成15年度5年生「多摩川物語プロジェクト」)における「地域を流れる多摩川について学び,学んだことを映像で表現する」という学習活動を通して子どもたちの中に育まれた力と子どもたちの変容を,明らかにしたものである。映像表現活動という魅力ある活動が子どもたちのやる気を持続させ,本格的な作品を作り上げそれを発表するということが大きな達成感に結びついた。本論文の課題は,地域の自然を学びの場とする学習活動における映像表現活動の有効性を明らかにすることである。学習活動を通した子どもの変容や実施2年後の聴き取りから「地域の自然環境をテーマとした学習に映像表現活動を取り入れることによって子どもたちは自ら課題を見つけ,学習意欲は向上持続し学びの質が高まる」ということが明らかになった。

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