山間地域住民の学校利用に関する調査

書誌事項

タイトル別名
  • Survey on School Usage by Local Residents in Rural Areas
  • -三重県御浜町尾呂志学園学校区の事例を通して
  • Case Study of Oroshi-gakuen's School Area in Mihama-cho, Mie-prefecture

抄録

本研究は、少子高齢化が進む地域の住民を対象に、学校と地域住民の関わりの実態を探ることを目的としている。また、コミュニティ・スクールの利用状況を把握し、課題を抽出している。コミュニティを意識した空間構成の校舎になっても、その利用に対して消極的な住民が多いことがわかった。地域住民は学校とは教育をする場であり、地域行事以外の日常的な利用はすべきでないと考え、敷居の高い場所であると認識している。自ら積極的に運営や教育活動、支援に参画することに対して受動的な姿勢が伺える。

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