ソフトウエア開発プロジェクトにおける協業状態の把握に関する研究

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タイトル別名
  • Grasp of Collaboration State in the Software Project-Team
  • ~アウトプットの偏りを用いた分析手法の試行~
  • A Trial Approach of Analyzing the Deviation of Project Outputs

抄録

本論文は、チームの協業状態を把握する方法の試行結果を報告するものである。特に近年ではダイバーシティの進展により様々なバックグラウンドを持つメンバーとの協業が増えている。効果的にチームビルディングを行うことの重要性は実社会では理解されているものの、客観的にチーム状態を把握するのは難しく、実務の場面ではプロセス審査場面や職場観察などで行われるのが一般的である。本研究では、経済学の分野で所得格差の把握に用いられるローレンツ理論のジニ係数をチームの協業状態を把握するチーム貢献係数として応用し、複数のソフトウエア開発チームの協業状態を比較した。その結果、チーム貢献係数によってチーム協業状態の差異が把握できたことを報告する。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680813008384
  • NII論文ID
    130007062918
  • DOI
    10.20702/iappmproc.2016.autumn.0_172
  • ISSN
    24320382
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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