Web情報に対する中学校教員の批判的認識に関する調査

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タイトル別名
  • A Study on Teaching Critical Awareness for Information on Web
  • Web ジョウホウ ニ タイスル チュウガッコウ キョウイン ノ ヒハンテキ ニンシキ ニ カンスル チョウサ

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抄録

インターネットにおけるWeb情報に対するリテラシーとして、Web情報に対して、教員はどのようなことについて意識して接しているか、さらに、生徒に対して、どのようなことについて意識して指導しているかについて、現状を把握し、その課題を明らかにするために、中学校の教員を対象にインターネットを利用したアンケート調査を行った。その結果、教師は、情報閲覧時より、情報発信時に、より強くWeb情報に対して意識したり、生徒に対して意識して指導したりしている、教師は、自ら情報発信する場合の方が、生徒に情報発信させる場合より、Web情報に対しての意識が高い。インターネットの普及に伴い、近年、注目されている情報倫理に関する項目に対しては意識が高い、反対に、従来、文字情報に対するリテラシーとして国語の授業の中で扱われてきたような項目、活字メディアによる読み書きであれば、意識され、強調されるような項目に対しては意識が低いことが明らかになった。

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被引用文献 (2)*注記

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