保育現場における材料用具の経験についての調査研究 : 美術教育の幼小接続へ向けて

書誌事項

タイトル別名
  • A Surveillance Study on Experience of Using Materials and Tools at Early Childhood Education and Care Centers. : Connecting ECEC to Elementary School Art Education
  • ホイク ゲンバ ニ オケル ザイリョウ ヨウグ ノ ケイケン ニ ツイテ ノ チョウサ ケンキュウ : ビジュツ キョウイク ノ ヨウショウセツゾク エ ムケテ

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抄録

本研究は,美術教育における幼小接続を主題とし,カリキュラムをつなぐ提案を行う。図画工作では教科カリキュラムのみならず,活動や材料用具の使用において,幼児教育と同様に経験カリキュラムの視点を持っている。そこで,本研究では,幼稚園教育要領と小学校学習指導要領図画工作からつながりを考察し,幼児教育の現状理解を促すために材料用具の使用について大阪市及び北九州市の保育施設にアンケート調査を行い,平均的な材料用具の使用開始時期を目安として示した。また,小学校教員にも幼児教育においての材料用具の使用についての理解も調査した結果,理解は二極化している現状が読み取れた。これらについて現状の把握を目的とする。本研究は,平成23年度学術研究助成基金助成「生活基盤型保育における知的教育の研究-造形の遊びから学力を可視化する-」の一部である。

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