学習障害者へのデジタル教材による学習環境整備と合理的配慮の実現に向けて
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- 藤平 昌寿
- 帝京大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Reasonable accommodation for Learning Disability by Digital learning materials
説明
<p>学習障害(LD)は日本では発達障害の一部として定義され、2016年4月からは障害者差別解消法により、学習機会に関する合理的配慮が義務付けられている(努力義務含む)。</p><p>筆者は以前より、デジタル教科書・デジタル教材を学習障害者も使用可能なものにすべきと考えている。特に、通常学級や軽度の通級教室などに居るような、(あまり障害としての認識が為されていないという意味での)潜在的な学習障害者の学習環境を支援するツールとして仕様等を整備し、将来的には通常学習者も含め、同じ単元・授業内で、従来の紙ベース教材とデジタル教材を学習者自身が使いやすい方を選んで学習できるという、アラカルト方式の学習環境によるインクルーシブ教育の実現が期待できる。</p>
収録刊行物
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- 日本デジタル教科書学会年次大会発表原稿集
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日本デジタル教科書学会年次大会発表原稿集 5 (0), 29-30, 2016
日本デジタル教科書学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680815581952
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- NII論文ID
- 130005698854
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- ISSN
- 2188062X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可