国際バカロレア中等課程プログラム(MYP)芸術科についての基礎的研究(2) : 評価を中心として

書誌事項

タイトル別名
  • A Basic Study of "The Arts" as a Course of the International Baccalaureate Middle Years Programme (Part2) : About Assessment
  • コクサイ バカロレア チュウトウ カテイ プログラム MYP ゲイジュツカ ニ ツイテ ノ キソテキ ケンキュウ 2 ヒョウカ オ チュウシン ト シテ

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抄録

国際的な統一資格である国際バカロレア中等課程プログラム(MYP)芸術科は,教科の目的と評価規準が直結し具体的である。4つの評価規準を基にした評価方法はシステム化され,結果だけでなく学習の過程も重視している。我が国の評価の4観点と比較した結果,共通点も見られたが,「ふり返りと評価」といった独自の視点も見られる。さらに目的や評価規準から,「リスクを顧みず好奇心を持って積極的に探究する」など「MYP芸術科が育てたい生徒像」が見えてきた。芸術を教科として捉え,本質を探ろうとするMYPの考え方は,美術の学習を生徒が身近な問題と捉え,学習に対する関心や意欲を高めるという点で,我が国の美術教育にも有効である。

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