B114 多変量自己回帰モデルを用いた自律神経活動の解析(B1-3 生体計測・診断)

書誌事項

タイトル別名
  • B114 Analysis of automatic nerve activity with multivariable autoregressive model

抄録

現在心拍変動を用いた自律神経活動の解析として,心拍変動のスペクトル解析による方法がある.この解析方法では,呼吸を制御する必要があることや,またその生理学的解釈において多くの議論がなされている.そこで,本研究では心臓と呼吸とが密接な関係があることに着目し,多変量自己回帰モデルを用いた解析による自律神経活動の解析を行った.本研究では自由呼吸の場合と呼吸を制御した場合の運動後と暗算による精神負荷作業時に呼吸曲線と心電図を計測し,多変量自己回帰モデルに呼吸曲線とRR間隔をあてはめ,そこから算出されたパワー寄与率により呼吸を制御することによる影響を見るとともに,心拍変動に呼吸がどのように影響しているかを検討した.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ