1606 Flow characteristics for the dimple structure of a golf ball
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- GOTO Takashi
- Tokai University
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- MIYAMOTO Masahiko
- The Yokohama Rubber CO., LTD
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- TAKAYAMA Shinichi
- Tokai University
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- AOKI Katsumi
- Tokai University
Bibliographic Information
- Other Title
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- 1606 ゴルフボールのディンプル構造に対する流動特性(OS16-2 スポーツの流体科学(ボールとヨットキール),OS16 スポーツの流体科学,オーガナイズドセッション)
Description
ゴルフというスポーツにおいて飛距離は重要な要素の一つである.飛距離はインパクト時の初期条件であるボールの初速度,スピン,打ち出し角度,それと飛翔時の揚力,抗力などの空力特性,風などの環境条件により決定される.現在,ゴルフボール表面にはディンプルと呼ばれる窪みが施されているが,このディンプルによるゴルフボール表面構造の変化によって,飛翔時におけるボールの抗力低減,回転時の揚力の増加が見込まれており,ディンプル構造の変化は空気力学的観点からの飛距離を伸ばすための一つの要素である.一般に滑面球に対するゴルフボールの非回転時,並びに回転時に対する揚・抗力特性は著しく異なることが報告されている.したがって,ゴルフボール表面のディンプル構造に対する飛翔特性を明らかにすることはゴルフボールの設計的観点からも重要である.これまでゴルフボールの空気力学的特性の研究として,Bearman and HarveyやSmits and Smithの実験により,実際に使用しているボールを使用して揚・抗力特性や回転数の減衰特性などが報告されている.また,著者らはこれまでに,ディンプル数を変える事でゴルフボールの表面構造を変化させ,ディンプル数に対する非回転時および回転時における抗力特性と流れ場の関係を明らかにしている.本報告では非回転時および回転時におけるゴルフボール表面構造の違いが,流れ場と空力特性にどのような影響をおよぼすかを揚・抗力測定,表面圧力測定によって明らかにすると同時に,数値解析を行いゴルフボール周りの詳細な流れを明らかにしている.
Journal
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- The Proceedings of the Fluids engineering conference
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The Proceedings of the Fluids engineering conference 2005 (0), 238-, 2005
The Japan Society of Mechanical Engineers
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680860576512
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- NII Article ID
- 110006208080
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- ISSN
- 24242896
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- Abstract License Flag
- Disallowed