大佐ダム発電事業について

書誌事項

タイトル別名
  • オオサ オオサ ダム ハツデン ジギョウ ニ ツイテ

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説明

防災と潅漑排水事業の共用ダムとしてすでに築造されている大佐ダムの潅漑受益地域は岡山県北西部の備北台地であり小坂部川流域の丘陵に開ける410haの畑地帯である。この地区にはすでに畑地帯総合土地改良事業も実施されており事業効果を発揮している。その土地改良施設 (主に揚水機場) の電力需要の増大を背景に, 大佐ダムの内蔵する水力エネルギを活用することにより, 農業生産性の向上という農政の課題と, クリーンエネルギの開発というエネルギ政策の課題に対処すべく自家用小水力発電事業にとりかかった経過と, 設計, 施工等について述べる。

収録刊行物

  • 農業土木学会誌

    農業土木学会誌 56 (7), 679-684,a2, 1988

    社団法人 農業農村工学会

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