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- 首藤 明和
- 兵庫教育大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Features and Problems of Hybrid Modern in Japan : Proposing a Shift from Hybridism Ruled by the Market and the Nation to Hybridity Rooted in Life
- ニホン ノ ハイブリッド モダン ノ トクチョウ ト カダイ コッカ ト シジョウ ニ ヨル hybridism カラ セイカツ ノ ナカ ノ hybridity エ
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説明
日本のハイブリッドモダンにみる特徴や課題は、以下のように考えられる。第1に、日本のハイブリッドモダンにおけるハイブリッドゼーションの原理は、生産性のシステムと強い相関をもつハイブリディズム(hybridism)である。第2に、日本のハイブリッドモダンは、生活に根づいた相互承認を支えるハイブリディティ(hybridity)を、西欧のものであれ、日本の前近代「社会」のものであれ、矮小化したり排除したりしてきた。第3に、日本のハイブリッドモダンの課題は、国家と市場が主導するハイブリッドゼーション原理、すなわちハイブリディズムから脱却し、生活からのハイブリディティを復権することである。この課題に取り組むにあたっては、以下のことが重要である。(1)生活からのハイブリディティを実践する場は、アソシエーションとしての<市民社会>である。(2)<市民社会>はグローバル化時代における連邦主義あるいは地域主義の基盤である。(3)「近代的コミュニティ」と「アソシエーション」を社会結合の原則とすれば、<市民社会>精神のモデルを、西欧の経験だけから充当する必要はなく、日本の社会や歴史のなかにも探し求めてゆくことが可能である。
収録刊行物
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- フォーラム現代社会学
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フォーラム現代社会学 7 (0), 8-16, 2008
関西社会学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680923933056
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- NII論文ID
- 110009564319
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- NII書誌ID
- AA11666921
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- ISSN
- 24239518
- 13474057
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- NDL書誌ID
- 10412656
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可