ラドン (<SUP>222</SUP>Rn) を用いた地下水モニタリング技術の新たな展開

書誌事項

タイトル別名
  • Development and Application of New Groundwater Monitoring Method using Radon-222
  • ラドン 222Rn オ モチイタ チカスイ モニタリング ギジュツ ノ アラタ ナ テンカイ

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説明

近年, 亀裂性岩盤や不飽和帯といった調査対象の変化, 肥料, 農薬, 重金属, 有機溶媒による地下水汚染等, 問題が複雑化しており, それら諸問題を解決するための地下水モニタリング技術が必要とされている。その一つとして, 環境同位体であるラドン (222Rn) を指標とした地下水調査が行われ, その有効性が確認されている。本報では, これまでのラドンを用いた調査法を整理する。さらに, 新たな展開としてラドンを用いた有機溶媒汚染モニタリング技術について紹介する。これは, ラドンが水よりも有機溶媒に分配しやすい特性を利用した手法であり, 地下水中に既存のラドンを用いることで, 環境に負荷をかけずに汚染状態の把握が可能である。

収録刊行物

  • 農業土木学会誌

    農業土木学会誌 74 (11), 981-984,a1, 2006

    社団法人 農業農村工学会

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